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ニューヨーク出身のヒップホップアーティスト

ニューヨークヒップホップアーティスト

ヒップホップといえば、ニューヨーク。ニューヨークといっても、ニューヨーク州は広すぎるので、ニューヨークシティーの中に入っている以下の地域のことを指すことにします。

①ブロンクス
②ブルックリン
③マンハッタン
④クイーンズ
⑤スタテンアイランド

目次

ニューヨークといえば、BIG

グラミー賞受賞の際にWe did it Brooklynといったことからも、ブルックリン出身の天才です。Biggie, Biggie Smalls, The Notorious B.I.G., B.I.G.とまあ色々な呼ばれ方をしてますが、17歳でこれですよ。

Freestyle

これは2009年に上映された映画、「Notorious」の中でも出ていた場面。

名曲は数多く存在するのですが、中でも一押しはこちら。

The Notorious B.I.G. – Sky’s The Limit

なんといっても最後のラインがこの曲の根幹といってもいいでしょう。この一節を聞くために流す曲といっても過言ではない。

Stay far from timid, only make moves when your heart’s in it, and live the phrase ‘sky’s the limit(臆病は捨てて、心からやりたいと思った時に動く。限界はないと信じて生きろ。)

The Notorious B.I.G.

ブロンクスの帝王:Big Pun

体格のいいラッパーを上げようとすると、大体Fat Joeが有名だったりしますが、よりスキルのあるアーティストとなるとこの人でしょう。

Youtubeの公式アカウントでは曲が少ないですが、ぜひストリーミングサービスで掘ってみてください。めちゃくちゃいい曲があったりします。

必聴曲

①Mamma
②Wishful Thinking
③N*** S***
④Glamour Life
⑤You Ain’t a Killer

あとは、Terror Squadというグループ内でもFat Joeとともに圧倒的な存在感を出していますが、この一曲はBig Punから始まる名曲としてあまりにも有名すぎる。

クソ真面目にRapをしていると思いきやLa pa pan panというふざけよう。これをカッコよくできるのは激戦区のニューヨークの中でもBig Punだけじゃないかな。

Big L: ハーレムズファイネスト

マンハッタンのハーレム出身のBig L。BIGというスペルが続きますが、Big L知らずしてヒップホップを語るのはほぼ不可能。

実力としてはこのフリースタイルを聞いてもらえれば、一発でわかるでしょう。天才だと。

24歳の若さで銃弾に倒れたのが無念すぎる。このころのヒップホップは若くして倒れるアーティストが本当に多かったことが業界というよりも社会の闇を映し出してるように思います。

クイーンズといえばこの人:Nas

有名な曲が多すぎるので、ちょっとマイナーだけどいい曲を一つ。

道半ばで倒れてしまった仲間に捧げる曲。既に上げた3名は残念ながら若くしてその命を落としています。そのことからも、実際にストリートからの成り上がりというと聞こえはいいですが、実際のところ多くの人がその途中で倒れてしまっているのも事実です。

神がかったグルーヴ:Wu-Tang Clan

スタテンアイランド発祥のヒップホップグループ。言わずもがな、C.R.E.A.M.は有名すぎる曲なので、比較的新しい曲を紹介します。

メンバーが結構ばらばらに活動していたりもするので、Wu-Tang Clanなのか、そこからのスピンオフなのかわからない場合が良くあります。曲を覚えたり探したりするのが大変になってる人も少なくないんじゃないだろうか。

肝心のMethod Manがいませんが、こちらのTiny Desk Concertも好きな人なら何回も聞いてしまうはず。

DJとの無敵デュオ:Gang Starr

あまりにも有名すぎるDJ PremierとGuruのデュオ。Guruもまた、若くして倒れてしまったアーティスト。

デュオの構成としては、日本におけるB’zに近いものがあって、一方が楽器の天才で、一方が歌でのカリスマが異常なまでに突出しているパターン。Guruの声はどこの曲でサンプリングされていても、一瞬で分かります。そして、Gang Starrの功績からも、Guruの声が聞こえた瞬間、いい曲を予感させるほどの影響力。

圧倒的なビート:Mobb Deep

この人たちはクイーンズのアーティスト・デュオ。

このビートを聞いたことがある人は、おそらく8 Mileからではないでしょうか。最後のバトルでエミネムがPapa Docと戦うときのビートがこれ。90秒の中でエミネムがぶちかました時のトラックがこれです。

Cause ain’t no such things as halfway crooks

というフレーズで観客が一緒に歌うシーンがありますが、どうしても意味が知りたい人だけこちらを参照してみてください。

Jay-Z

ブルックリンというよりも、NYCのトップに君臨するラッパー。

全曲アンコールに値するということで、こちらの1曲をピックアップ。もう当時のこの盛り上がりを見てもらえれば、一目瞭然。もう教祖ですw

これはどうしても紹介したい深すぎる一曲。初めにBiggieのメッセージから始まるんだけど、要はStay humble、謙虚であれということ。アーティストとしてすべての曲を最初の1曲目だとしてレコーディングに望め。みたいなことを言っています。

そして、この曲のタイトルがMy 1st Song。そういうことです。

エミネムの師匠:LL Cool J

師匠というと語弊があるけど、要は影響を与えたアーティスト。

90年代に出されたこの曲は、今でも親しまれている名曲。

デビュー時が1984年。そして、現在も活動中。これだけ長い間ヒップホップシーンに居続け、さらにヒットを飛ばし続けているアーティストはLLを除いて他にいないでしょう。

NYCに絞ってもこのボリューム。東海岸に広げるとさらに多くのアーティストがいるし、現代は地域で大きな抗争があるわけでもないので、様々な場所からアーティストが生まれています。ヒップホップ自体は流行の流れなどがありますが、いずれにしてもファンとしてはしっかりとモニターしていきたいですね。

フルプレイリスト

上記のアーティストをもとに、紹介しきれなかった曲をプレイリストに入れています。

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